【知的財産】人材流出と営業秘密 ウーバーとグーグル(日経新聞)

2018年2月15日木曜日

知的財産

t f B! P L

               (ロゴは各社HPより引用)
 
 最近ちょいと話題になってたんで書いてみました。

●ウーバーとグーグル系の訴訟、審理始まる 自動運転の知財盗用巡り
スタートアップ 自動車・機械 北米 2018/2/6 10:24

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26566660W8A200C1EAF000/

「知財盗用を目的とする専門部隊があった」←衝撃的!

そのまま解釈すれば、日本でいうところの不正競争防止法違反(米国だと米国経済スパイ法?)ですが、競合他社の情報を分析し、それを経営に最大限生かすとすれば、日本よりもはるかに情報の取扱いに優れているとも見える。(法律違反はダメですが)

●ウーバーとグーグル系の訴訟、審理始まる 自動運転の知財盗用巡り スタートアップ 自動車・機械 北米
2018/2/6 10:24

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26566660W8A200C1EAF000/

●グーグルVS.ウーバー 法廷対決の裏に人材獲得競争
ネット・IT 自動車・機械 北米
2018/2/6 11:18

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26567620W8A200C1000000/

●ウーバー、グーグル系と和解 
自動運転の知財訴訟 ウェイモ技術、今後使わず
2018/2/10付

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO26785560Q8A210C1NNE000/

 人材獲得競争、そしてそれにつながる技術情報(営業秘密)の流出、いまの時代切っても切り離せない問題となっていると思います。転職するとしても、人は何かしらいままで得られたものを使いながら仕事もしていくはずです。まあ、今回の件は、ファイル自体の問題ですが・・

 しかし、今回の和解の結果ウーバーは自動運転の開発は続けるもののウェイモの技術は使えない。使えないことにより、新たに技術開発を行い、違った方法で技術が進歩すればよいかなと思います。

 競争が激しいと、当事者の人達は大変と思いますが、技術の進歩に期待したいです!



参考になりそうな文献
競業避止義務契約の有効性について
http://www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/chiteki/pdf/sankoushiryou6.pdf

人材を通じた技術流出に関する調査研究 報告書
http://www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/chiteki/pdf/honpen.pdf

自己紹介

Japan
某電機メーカの知財部員(元エンジニア)です.

このブログを検索

Booklog

QooQ