【書評】未来記憶 池田貴将

2012年7月8日日曜日

自己啓発 書評 池田貴将

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未来記憶

(書名・画像はamazon様へのリンクになっています)

(内容はamazon様より拝借)
 ・内容
ナポレオン・ヒルが、3万人の男女に「人は何回チャレンジしたらあきらめるか」という調査をしたところ、なんと平均で1回以下という驚くべき結果が出まし た。そう、人間はそもそも「行動できない生き物」なのです。しかし、行動さえできれば、結果を引き寄せることができます。そして、行動を決定するのは、そ の人の能力や意思ではなく「感情」。目標達成にとっていちばん重要な「感情」を味方につけ、結果を出す方法―「未来記憶の作り方」が本書に書いてありま す。
(2つ内容が載ってたけど,もう1つは長いので今回は1つで)

・購入動機,感想とか

レビューの評価がかなり高かったため,という単純な理由.

池田貴将氏が,アンソニーロビンズの教えをわかりやすく,そして実践しやすくしたものが,この未来記憶です. この本の紹介で軽く触れたので,今回は,この未来記憶について書いてみました.実際に読んだのはけっこう前です.

目標を達成するためには,どうすればよいか.その方法を教えてくれる本です. 内容的にも,「たしかにそれならばできそうだ.」「それならば飽きずに続けられそうだ」と思えると思います.

おすすめです.

・内容のまとめ

[定義]
未来記憶とは,その行動をおこしたら,この先の未来にどんなことが起こるのか,どんな自分になれるのか,という行動の先にある未来のイメージのこと.

成功者が卓越しているのは努力や行動力ではなく,成功するまで行動する努力を「楽しむ力」.
(これは意外でした,自分は行動力だとばかり思ってました^^; )

[目標達成のための方法]
取り組みたくてしょうがないという感情がわくまで,「~は楽しい未来につながる第一歩だ」という未来記憶を増やす.

・目標の立て方
1.未来を変えるのは今の行動,なので目標とは遠い未来だけでなく今を変えるものであるべき.

2.できるかどうかは置いておいて,この目標には取り組む価値がるかどうかを考える.

3.人生の目標は,何を達成するかではなく,どんな人に成長するか.

4.目標は,もっと今が変わるように,もっと自分が成長できるように,
目標は再設定することが大事.

5.目標達成の期限は,どのくらいのスピードで成長するのかを自分で確認するためだけにある.

・継続方法
感情を見方にする.やる気がなくなったら,新たな未来記憶を増やす.
その結果,あることを10年間継続できたら,能力の高い人が1年間頑張ったとしても,到底追いつくことはできない差ができる.

・計画の立て方
計画は,目標とのズレを修正するためだけにある.

1.ビジョン・バラバラモデル
目標を細かく分解する.

2.問題解決モデル
できない原因を過去形で考える.

目標を達成するために本当に大事なことは,成長させなくてはいけないことを見極め,それを先延ばしにしない.その一方で大事ではないことをどんどん衰退させる. そうすれば24時間の質はよくなる.

自己紹介

Japan
某電機メーカの知財部員(元エンジニア)です.

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