【書評】レインツリーの国 (新潮文庫) 有川浩

2012年5月25日金曜日

書評 小説(恋愛) 有川浩

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レインツリーの国 (新潮文庫)

(書名・画像はamazon様へのリンクになっています)

(内容はamazon様より拝借)  
・内容1
 きっかけは「忘れられない本」そこから始まったメールの交換。あなたを想う。心が揺れる。でも、会うことはできません。ごめんなさい。かたくなに会うのを拒む彼女には、ある理由があった―。青春恋愛小説に、新スタンダード。 

・内容2
きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。しかし、かたくなに会うのを拒む彼女には、ある理由があった…。メディアワークス刊「図書館内乱」の中に登場する書籍「レインツリーの国」が実物となった。

・購入動機,感想とか
ブクログのレビューをパラパラみていたとき本書を発見.
メディアワークス刊「図書館内乱」の中に登場する書籍の「レインツリーの国」が実物となったもの.
内容から読みたくなったというよりは,この本が他の本の中で登場し,それが現実となったという,ちょっと変わった契機のものだったので,どんなもんなんだろうと購入.

内容はなかなか考えさせられる恋愛がテーマ.
2人が壁を乗り越えながら恋愛を成功に導いていく過程が楽しめます.あまーい感じです.
あまーい感じが好きでない人にはいまいちかも.

ただ1点なじめなかったのが主人公の関西弁メール.
関西弁メールになれていないせいか,すごい違和感を感じました.
それがなんともない人には, とくに気にすることはないと思います.

関西弁メールに違和感がなく,あまーい感じを楽しみたい人には良いと思います.



自己紹介

Japan
某電機メーカの知財部員(元エンジニア)です.

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